FAINESの概要

(最終更新日:2017年6月22日)

◆ FAINESとは

 FAINESは、インターネットを活用した整備事業者の方々のための情報データベースです。

プロのメカニックに不可欠な、整備マニュアルや故障整備事例、新型車・新機構の紹介、回路図、点検基準値、作業点数等FAINESには一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会(日整連)が提供している豊富な情報が蓄積されています。

 

◆ 登録されている情報の種類

 FAINESの情報は、下表に示す通り「整備関連情報」「業界関連情報」に分けられ、更に、「整備関連情報」には整備マニュアルや故障整備事例をはじめ、日整連発行書籍である標準作業点数表、技術情報、サービス・データ、タイミング・ベルト交換要領、新技術、故障探究マニュアル等の電子情報が含まれています。

 

◇ 整備関連情報

主な情報の種類

情報内容の概要

登録範囲(登録数)

整備マニュアル情報

国内自動車メーカー各社から提供された修理書(整備書、整備解説書)データをベースに掲載

(注意)
登録車両範囲は、原則、本情報を提供開始した2004年4月以降(カワサキのみ2010年9月以降)にモデルチェンジ等を実施した車両が対象となります。

(参考)
メーカーによっては、修理書の他に解説書や配線図、車体整備情報、取説等を併載している場合もあります。

登録内容一覧を参照
(1,385データ/589車種)

★自動車整備標準作業点数表

各メーカー・車種別の法定点検、一般整備の標準点数を掲載

※故障診断に係る作業については、1999年1月以降の新型車若しくはフルモデルチェンジ車(OBD搭載車に限る)に掲載。ただし、2トン(最大積載量)以上の貨物車は除外

'95年版~'16年版
(5,341データ)

故障整備事例&アドバイス情報

実体験を元にした故障現象の原因とその整備内容事例、及び整備作業上の留意点等を網羅したワンポイントアドバイス等を掲載

原則としてメーカー保証期間外の登録車
(6,454 データ)

車両データ
(サンプリングデータ)

FAINES独自の基準をクリアした正常状態の車両を元に、所定の外部故障診断装置(スキャンツール)にて収集・保存したデータをサンプリングデータとして提供(当面、データは日立製及びデンソー製のツールから入手したものに限定されます。)

(参考)
データをご利用になるには、別途、専用のPC用ソフトが必要となります。入手方法等詳細についてはこちらをご確認下さい。

J-OBDⅡに準拠した車両 (注)を主とするOBDを搭載した登録車

(209 データ)

★技術情報
(Service Information)

自動車メーカーから提供された新型車の解説や点検整備方式、点検整備のポイント等を掲載

(注意)
 日整連発行の「技術情報」には、自動車メーカーからの情報以外にも、部品メーカー、自工会、国交省等の情報が掲載されている場合があります。これらの情報については「業界関連情報」として登録していますのでご注意下さい。
 登録された内容は発行当時のものをそのまま掲載しております。したがって、内容によっては現在の点検基準や各法規制類に合致しない場合もありますのでご承知おき下さい。

'94/1月号~'17/5月号
(1,700 データ)

★サービス・データ

車両やエンジン、シャシ等の主要諸元値、点検基準値等を掲載

(注意)
 各諸元以外の点検整備関係の内容は輸入自動車のみ掲載しています。国産車に関しては「整備マニュアル情報」や「技術情報」等を代替情報としてご活用下さい。

'95年版~'16年版
(3,191 データ)

タイミング・ベルト交換要領

タイミング・ベルトの交換要領や判断基準等を掲載

(注意)
 単年度発行の書籍を基に編集・登録しているため掲載車種等は限定されます。なお、1995年版書籍に掲載されていた情報については、現在、都合により公開を停止しております。

'01年版 ['95年~'00年の新規発売車]
(76 データ)

★自動車整備新技術

整備主任者の研修用資料から電子制御装置や各種診断技術、各社新技術等を掲載

(注意)
登録された内容は発行当時のものをそのまま掲載しております。

'96年度版~'16年度版
(661データ)

燃料噴射装置故障探究マニュアル

各自動車メーカー別に主要エンジンの回路図や自己診断方法等を掲載

(注意)
単年度発行の書籍を基に編集・登録しているため掲載車種等は限定されます。

'95年版、'99年版
(338 データ)

リコール・改善対策など

リコール及び改善対策の届出内容を掲載

'96/4月届出分以降

保証延長、自主改善、サービスキャンペーン等の周知内容を『お知らせ』へ一覧を掲載

(注意)
 日整連発行の「技術情報」で国産自動車製造メーカーのお知らせに掲載された情報になります。終了期間など詳細は各メーカーのホームページでご確認下さい。

'09/5月以降

★タイヤ適用リム一覧表

国産乗用車用のタイヤ適用リムサイズ表を一覧で掲載

(参考)
検索時には、左記名称の一部をフリーワードとして検索するか、個別指定検索で乗用車メーカーから車種選択で「メーカー共通情報」を選択し、車両型式選択で「車種共通情報」を選択することで検索できます。

サービス・データの発行に合わせて更新

(1 データ)

車台番号・原動機型式打刻位置等
図解マニュアル

車台番号とエンジン型式の打刻位置をイラストで掲載

※ 群馬県自動車整備振興会 発行の『図解 車台番号・原動機型式打刻様式等マニュアルハンドブック』を基にメーカー別に編集

(参考)
検索時には、左記名称の一部をフリーワードとして検索するか、個別指定検索で乗用車メーカーから車種選択で「メーカー共通情報」を選択し、車両型式選択で「車種共通情報」を選択することで検索できます。

'05/05月発行分
'10/12月発行分
(184 データ)

★タイヤの負荷能力対応表等一覧

JATMA(日本自動車タイヤ協会)発行の「YEAR BOOK」の中から、タイヤのロードインデックスと負荷能力対応表、速度記号と速度対応表、呼びを掲載

(参考)
検索時には、左記名称の一部をフリーワードとして検索するか、個別指定検索で乗用車メーカーから車種選択で「メーカー共通情報」を選択し、車両型式選択で「車種共通情報」を選択することで検索できます。

毎年、前年分の情報を最新版として更新


(注)J-OBDⅡ規制は、国産車では2008年10月以降の新型車、輸入車及び継続生産車では2010年9月以降のモデルチェンジ車に適用されている。

◇ 業界関連情報

主な情報の種類

情報内容の概要

業界関連情報

日整連や官庁関係(国交省、経産省 等)、関連団体(自工会、自販連 等)、自動車メーカー等から発信された業界向けの主要情報を掲載(一部リンク等により提供)

※ ★印の情報は定期に更新・追加されるデータです。(ログイン後の更新情報に通知されます)

 

◆ FAINESに加入するには

 FAINESへ加入を希望される場合は、最寄の自動車整備振興会、または当会(日整連 情報システム部/TEL:03-3404-6144)に直接お問い合わせ下さい。

 FAINESを利用するための利用規程及びサービス料金(入会金、基本料金、利用料金)関係については、 FAINES関連規程集をご覧下さい。

 

◆ FAINESの仕組み

 自動車メーカーなどの情報提供者から提供された情報を、メインセンター(日整連)のコンピュータ(サーバ)のデータベースに登録し、一元管理します。整備事業者(情報利用者)は自己保有するパソコンをインターネットを経由してメインセンターに接続し、データベースから必要な情報を検索・入手することができます。

 

(1)情報提供者

 主たる情報提供者は自動車メーカーや地方自動車整備振興会であり、整備マニュアル情報や故障整備事例のように提供を受けたままの情報で利用者に提供されるものと、技術情報やサービス・データ、標準作業点数表のように日整連等で二次加工されて利用者に提供されるものがあります。また、自動車整備と関連する官庁・業界からも情報が寄せられることがあります。

 なお、整備マニュアル情報につきましては、日整連と各自動車メーカーで「整備マニュアル情報(著作物)利用許諾基本契約及び同覚書」を交わし、同契約に基づいて提供を行っております。したがって、情報(データ)については各自動車メーカーの著作権が法律で守られておりますので、無断で複製・放映・改変等をすることは禁止されております。

 

(2)日整連(メインセンター)

 日整連はメインセンターとして、情報提供者からの情報受領・登録、データベースの管理、情報利用者や振興会への情報提供サービス等を行います。メインセンターと外部との情報通信は原則インターネットで行います。

 

(3)情報利用者(整備事業者等)

 情報利用者としては、整備事業者及びFAINES情報を必要とする業界関連団体・企業等が該当します。
自己保有するパソコンをインターネットを経由してメインセンターに接続し、データベースから必要な情報を検索・入手することができます。

 

(4)振興会(サブセンター)

 メインセンターからの委託を受け、利用者管理事務や利用者からの問い合わせ対応などの実務を代行します。

 

◆ FAINESの主な更新履歴

平成10年(1998年) 4月…

情報提供を開始しました。(補修部品情報、技術情報、サービス・データ等を提供)

平成11年(1999年) 3月…

「タイミング・ベルト交換要領」の情報を追加しました。

平成11年(1999年) 12月…

「自動車整備標準作業点数表」の提供を開始しました。

平成12年(2000年) 4月…

「電子燃料噴射装置故障探究マニュアル」の情報を追加しました。

平成13年(2001年) 1月…

「自動車整備新技術」の提供を開始しました。

平成13年(2001年) 10月…

「整備関連技術情報」(現名称:整備関連情報)の提供方式を専用ソフトからHTML方式に変更しました。

平成16年(2004年) 4月…

国産メーカーの「整備マニュアル情報」(除 カワサキ)の提供を開始し、併せて料金体系の見直しと利用料金の口座振替を開始しました。

平成16年(2004年) 12月…

利用者の拡大措置として「会員外」の区分を新設しました。

平成17年(2005年) 10月…

「自動車整備標準作業点数表」をデータベース化し、検索性を向上させました。

平成20年(2008年) 3月…

会員情報メニューで直接口座振替状況を確認できるようにしました。

平成21年(2009年) 10月…

全面リニューアルを行い第2世代目のシステムとなりました。これにより検索機能の向上を図りました。また、無料会員制を廃止すると共に情報メニューや料金体系も見直しました。

平成21年(2009年) 10月…

「外国製補修部品情報」の提供を終了し、新たに「故障整備事例&アドバイス情報」の提供を開始しました。

平成22年(2010年) 9月…

カワサキの「整備マニュアル情報」の提供を開始しました。

平成23年(2011年) 3月…

群馬整振発行の「車台番号・原動機型式打刻位置等 図解マニュアル」の情報を追加しました。

平成25年(2013年) 4月…

料金体系を見直し、整備マニュアルの利用料を廃止して全情報を見放題とする新基本料金を設定しました。また、新たにスキャンツールにより収集した車両データの提供を開始しました。

平成28年(2016年) 7月…

全面リニューアルを行い第3世代目のシステムとなりました。検索機能の向上、振興会会員向けに「交流ひろば」を設置、料金改定を実施しました。